こんにちは。古民家再生LABOのイシです。
今日はシェア経済サミットというイベントに参加してきました。
我らが東京タワー。

遅刻してんだから急げよ。(会場はここの麓です)

このイベントは、シェアリングエコノミー協会が主催していて、その参加企業でもあるスペースマーケット様からお誘い頂きました。
国内初のシェアリングエコノミーカンファレンスという事で、メディアからも注目度の高いイベントでしたが、海外からもシェアリングエコノミーに関する専門家が招かれていました。
こちらはニューヨーク大学、アルン・スンドララジャン教授による基調講演。シェアリングエコノミーの第一人者としてとても有名な方です。最新の著作はこちら。

「まず、この素晴らしい雰囲気の会場をシェアさせてくれ」といきなり我々を撮影し始めましたw

講演ではまず、近年のクラウドをベースにした産業の発展は目覚ましく、近い将来、大企業による労働集約型の産業に取って代わられていくだろうと予測しています。
皆さんご存知のAirbnbやUberの話はもちろんありましたが、それだけではない、世界には既にこんなにものシェアリングサービスが誕生しているのだそうです。

特にヨーロッパで急速に拡大している「ブラブラカー」というサービスを事例に、そもそもなぜ人々はシェアリングサービスを使うのか?という話も面白かったです。*ブラブラカーって、日本語だとなんかゆるいネーミングですねw
インターネットの登場以降、デジタル化は進めば進むほど効率化が進み、より便利で安価なサービスを享受できるようになりました。しかし一方で、人と人の距離は離れてしまい、今はむしろ、よりリアルな体験を求める人が増えてきている段階にあると、、、
そんな中、利用者が莫大に増えた結果、レビューシステム、SNSによる認証、政府発行の認証による信頼度の上がったプラットフォームがシェアリングエコノミーにおけるインフラとなり、社会的価値のあるものとして認識されてきたのではないかと、、、
なんかちょっと難しいこと言ってますが、、
要は人ってそもそも一人より二人、二人より三人が好きってことなんじゃないかとw ですよね、教授。

私は決して「人たらし」ではありませんが(むしろ一匹オオカミです)、いかんせんそのように思います。
外国でずーっと日本語喋ってなくって、久しぶりに日本人に会ったら嬉しくなって私でさえもお喋りになります。人の根本ってそういうものだと思うんですね。
シェアリングエコノミーは、そういう人の根本を再定義する位インパクトのあるものだと感じました。
あと聞いてるだけだとつまらないので、ワークショップにも参加しました。
ここが入口。このスタジオはスペースマーケットでも予約できるそうです。

自治体や企業の方、実際にシェアリングサービス運営者の方とも意見交換を行いまいた。インターネットを使わない年配者にどうやったら利用してもらえるかという共通の課題も認識できました。
犬のAirbnb版を作りたいって人の話は興味深かったです。
自治体も頑張ってます。

オランダ、アムステルダムのシェアリングシティーの発表は盛況でした。「Meetup」も日本に本格参入だそうです。


最後まで居れなかったのは残念でしたが、盛り沢山の内容で、今後のシェア運営のヒントを沢山頂きました。
スペースマーケットさんには、改めて御礼申し上げます。
イシでした。
イシ
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