こんにちは。古民家再生LABOのイシです。
世の中はハロウィン真っ盛り!みんなの古民家でもコスプレーヤー達が、、、ま、その辺の話は後で触れることにします。
さて、前回の記事ではスペースマーケットの担当者に出会う所まで話をしました。その後自宅に帰ってからこの会社についてググってみると、社歴2年のベンチャー(大人のベンチャーって謳ってましたw)企業でした。また、サイトのデザインが何となくAirbnbを真似してるみたいで、言語も日本語対応のみ。正直、「大丈夫かな。」と思ったのが第一印象でした。
でも登録だけはしてみようと、まずアカウントを作成しました。作業はAirbnbとほぼ同じ流れで、全てが直感的。スムーズに進めました。
次に、リスティングの作成です。まずスペースの名称を何にするか。これはかなり悩みました。というのも、現在自宅の一部として両親が使っている建物に、勝手に名前なんかつけていいものなのかと。
古民家というワードは最初からつけることを決めてましたが、そこからが続かない。。
後に別の機会で触れますが、近所に「武相荘」という有名な古民家があります。その名称は、かつて所有者だった白洲次郎の性格「不愛想」と、この地域の昔の名称「武相」をかけたというセンス抜群のネーミングだったので、「こんな風にかっこよくてストーリのあるネーミングがいいなあ」と思ってました。
でも大したマーケティングもせず、むしろ思い付きの見切り発車。しかもそんな高望みなネーミングを目指していては、アイデアなんか出てくるわけがありません。
立ち止まっても仕方がないので、スペースの特徴、写真とか間取りをサイトにアップしていき、「どっかで何か思いつくだろw」と作業を進めることにしました。
そして、この間取りを作っているときにひらめいたのです。

この「あまりにも適当過ぎる」間取りを書いてる時に、「ウチはウチで、ありのままの古民家でいいんじゃないか?」と思えるようになったのです。
素のままの良さだってきっとあるはず。それをより多くの人にリアルに感じてもらうのがまず大事!、と半ば開き直りの気持ちから生まれた「みんなの古民家」というタイトルだったのです。
友人には散々バカにされましたが、今でもバナー広告でたまに出てくるので、そこそこ反響はあるのではないかと勝手に思っています。
それと、個人的には外国の方に日本の伝統的な生活文化を味わってもらいたいのと、国籍問わず、芸術や文化の交流スペースとしても使ってほしいという思いもありました。
ちょっとかっこつけて”Tokyo Heritage”というサブタイトルを加えてみましたが、これはあまり反響は無いようです。。
というわけでタイトルも決まり、紹介文、写真もほぼ出来上がったので、いよいよサイトに公開です。
両親には最大限の協力を貰えていたので(こんなとこお金払って来る所じゃないって言われましたw)、公開したらあとは待つだけでした。
1週間が経ち、何の音沙汰もありません。
2週間目で、ある聞いたことのある会社から1件問い合わせが入りました。
「ロケハンをさせて頂きたい」
「ロケハンて何ですか?」
バカな質問をしてしまいました。
続きは次回に書きたいと思います。
イシ
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