こんにちは。古民家再生LABOのいしです。
ブログの投稿が毎回久しぶりになってしまいます。それだけ日々の仕事が充実してるのか?と言われるとそうでもないような、、、。
先月は、みんなの古民家での自主イベントが目白押しでした。スタッフの皆様、大変お疲れ様でした!
色々と準備が大変でしたが、おかげさまで総勢80名にご来場頂きました。
紙芝居「いっぷく座」
線香花火ワークショップ
竹細工ワークショップ
古民家ライブ by 小浜 里砂&清水 佳和 動画はこちらで
「尺八演奏会」 2018・10・1
台風の影響で開催が危ぶまれましたが、何とか開催することが出来ました。

うーん、ぼけたw
*みんなの古民家ではワークショップや発表会等の自主イベント開催をサポートしています。現在地元町田市と提携しており情報発信のお手伝いも可能ですので、興味のある方はこちらからお問い合わせ下さい。
さて、ここからが本題。
今年はシェアリングエコノミー元年と言われています。特に民泊については新しい法律が出来た事もあり、私自身も公に「民泊やってます」と言えるようになりました。
その他にもシェアサイクル、シェアリングスペース、シェアオフィス(WeWorkついにキタ!)など、シェア関連事業が急成長しています。先日、トヨタ自動車もカーシェアを今後の事業において大きな軸とする事が発表されましたね。
それとメルカリも。ただコマーシャル毎日聞かされると、もうそろそろウザいです!!
その全てがネットやスマートフォンがある事が前提で成り立っていると思うとちょっと怖いですが、もう後戻りは出来ないですね。
ただ、2年前に私がアメリカでシェアリング社会の凄さを体験したあの頃と比べると、その熱狂や盛り上がりは正直感じません。
iphoneが成熟に向かうように、シェアリングも成熟に向かってるのでしょうか?
いや、それは私の中の話であって、世の中的にはまだまだ全然シェアリングは浸透していないと思います。
特に民泊については、相当数減少しました。
「民泊」という言葉も何か不安を感じさせるワードになってしまい、かくいう私も「民泊やってます」とは正直言いにくいです。
「エアビーやってます」の方がまだ好意的に受け取ってもらえます。
そんな「気持ちの下がった」状態でも、ありがたいことに沢山のゲストから予約が入っていて、来年の3月まではフル稼働の状態です。
そしてゲストの質も相変わらずいい。そう、ゲストは何年も前からそれほど変わっていません。
変わったのは私自身、社会、そして国です。
日本という国を楽しみにやってくる沢山の外国人とどう向き合うのか、多くの人が考えるようになりました。
ただ今がその答えだと思うと、まだまだと感じるし、疑問も多い。
例えば、
「恥ずかしくて自分の部屋なんか人には見せられない」
「我が家は人をもてなすような場所じゃない」
「この街にはなーんにもない」
と思ってる人が「空き家をなんとかしたい」と言います。
一方で京都をはじめとする観光地や大都市はホテルの建設ラッシュ。
うわべだけのインバウンドに流される投資家。
答えの無い答えを探す間にテクノロジーはどんどん進化し、心が置き去りになってしまう。
そんな恐怖に怯えながらも時にポジティブなゲストさんに救われたりして、本当に面白い時代を生きてるんだなあと感じます。
みんなの古民家、CASA三戸浜、いしえもんシェアハウス、Airbnb、
それぞれが点でつながり、面になり、大きなうねりになっていくことでシェアリングエコノミーは進化したと言えるかもしれません。
でも本当に進化と言えるのはそれを経て多くの人が「おもしろい」とか「幸せ」を感じた時です。
そんな社会を夢見ながら、今日出来る事をしっかりとやっていきたいと思います。
いしでした。
イシ
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