こんにちは。古民家再生LABOのいしです。
みんなの古民家では、現在茅葺き屋根の補修工事を行っているのですが、予算に限りがあるので少しずつ進めています。
*トップ画像は茅葺き屋根工事応援団長の「くろべえ」です。趣味は夜遊び。
今回は正面向かって右側となります。

ここだけとは言ってもレンタルスペースの営業収入の数ヶ月分が持って行かれるという現実。
でも工事が出来るだけ幸せと言った方が良いかもしれません。
そして、幸いなことに今月は1日も雨が降らず、作業は順調に進んでいます。
はい、昨日までは。。。
というのも、屋根の上に行けば行くほどキノコの残骸が多く、より深い所まで茅を交換する必要があるようなのです。
これがその犯人。

遠目から見ても職人さんの悩む姿がわかります。(勝手に撮ってごめんなさい)

普段私は地上で手元の作業をやるだけなのですが、少しでも効率よく進めるために、今日は屋根裏での針受けを行いました。
押え竹(おしぼこ)を固定したり足場を固定するのに、縄を下地の竹にくぐらせる必要な作業なのですが、その際に屋根裏に受け手がいる必要があります。
お互いが見えない中で作業をするので、コミュニケーションが大事です。方角の言い方も「右と左」だとさかさまになるので「東と西」とかにしてあらかじめ決めておくことが大切です。
で、実際に縄を通す針が結構エグい。。

分厚い茅葺き屋根も貫通できるように、全長は1メートル近くあります。
職人さん、針を通す際は大声で「針いくよー!」と言ってくれたので問題なかったですが、素人相手にここまでやらせてくれたのは感謝感激でした。
結局、効率よく出来たかどうかはわかりませんが、、、それでもどうにかこのラインは仕上げてくれました。
明日もまた上に向かって作業が続きます。明後日は雪?の予報が出てるので、明日中に行ける所までいきたいですね。
でも安全第一で。
いしでした。
イシ
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