こんにちは。
昨日と今日で、出張で札幌に行ってきました。LCCの突然の欠航で成田から羽田に移動。空港でオンラインミーティングに参加しながら飛行機搭乗準備と、珍しくビジネスマンみたいな時間を過ごしました(笑)
現地では民泊を利用しました。さすがに夏の北海道、ホテルはどこも一杯で民泊もほぼ一杯。数少ない余った部屋に不安を覚えながらも、「1泊1万6千円ならそこそこ悪くないだろう」と思って予約しました。
家主(ホスト)とのやり取りは民泊仲介サイトのAirbnbを使いました。家主不在タイプということもあり、単独でチェックインをすることになりました。
チェックインの方法を聞くと、
「玄関は開いてるのでそのまま入って下さい。部屋のテーブルに鍵はありますので」
というメッセージが。
それはないな~と思いながら部屋に入ると、
巨大なファンが回ってました。

マンションタイプのメゾネットで、天井が相当高いです。開放感はありますが高い所が苦手な人にはきついかな。
でも2人では十分な広さでした。
ぱっと見問題はなかったのですが、同業としてはアラ探ししないわけにはいきませんw
こういうのとか。

こういうのとか。

こういうのとか。

同価格帯のビジネスホテルと比べると、「微妙なクオリティ」です。
というか、ビジネスホテルとしか比べられない民泊なら、ちゃんとビジネスホテルをベンチマークしなきゃだめでしょ!と言いたいです。
それでもこの料金で予約がかなり入ってるので文句の言われる筋合いは無いでしょう。
でも届いたレビューが英語(しかもコピペ風)だった時、ああ、お客の対象は訪日外国人で、日本人は想定として考えていなんだなと思いました。
今やホテルや旅館がどうやって訪日外国人をおもてなしするかに注目が集まっていますが、そのベースには多くの国内旅行者が求めるサービスレベルに応えた上で、ということを忘れてはいけません。
民泊はサービスの多様性が強みであり、その質をどこに求めるのかが面白い所です。でもそこだけに注目するのではなく、もっと基本的なサービスの本質を見直さないといけない時期に差し掛かっていると感じた民泊ステイになりました。
ま、仮説が当たったってことで、今回の札幌の出張の目的はほぼ達成したのかもしれません。
道は見えたけど、その道は長そうです。
いしでした。
イシ
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