こんにちは、古民家再生LABOのいしです。
先週末、実家AIrbnbスタイルのミートアップ(第4回)に参加してきました。この実家Airbnbスタイルは着実に輪が広がっていて、今回は嬉しいことに私の最初の記事に興味を持って参加された方もいらっしゃいました。
最初に実家Airbnbスタイルを始めたTさんも運営を始めてから1年が経ち、最近は地元メディアからの取材も入っているようです。民泊の合法化も相まって社会的な関心も高まっていると感じます。
しかも「実家」「Airbnb」で検索すると私の記事がトップに出てくるではありませんか!
(その割にはビュー数伸びないけどw)
これからますます盛り上がっていくと期待しちゃいますね。
目次
実家Airbnbスタイル Vol.4は、ほっこり土産話の宝庫だった。
シェアエコ大好きなEさんを連れてきたのはワタクシでして。。
さて、今回のミートアップは都内のとある有名古民家で開かれたのですが、そのホスト(Eさん)の取り組みの発表がありました。
Eさんは、実は私が実家Airbnbスタイルに連れてきた人なんですが、とにかく話すと止まらなくなる位シェアエコが大好きな人です。
*Eさんのイメージ画像。
ただ今まではAirbnbを使ったことがなく、他のベテランAirbnbホストから色々とアドバイスを受けながら、実家の悩み相談を受けていました。
Eさんの実家は東京からかなり離れた所で、Airbnbのリスティングを検索しても数件しか出てこない(笑)。ある意味チャンスなエリアです。
そして、その実家というのは昔おばあちゃんが経営していた元民宿で、そこを夏の期間だけAirbnbで運用できないか、ということでした。
今は誰も住んでいないので、これはやるとしたら本人が行くしかない(全員一致)、ということでそこは本人が行くことになりました。
そこをサクッと決める所が若いですね!
実家Airbnbスタイル〜おばあちゃんちの奇跡〜
その後、FBやとかで進捗を見たり聞いたりしていましたが、リスティングを出してからはすぐに予約が入って順調な出だしでした。でもそこは色んな不安がさまよって精神的にはきつかったようです。
そんな中、地元を回っていくうちに支援者が現れ、
- だだっ広い元民宿の清掃を買って出る人が出てきたり、
- 近隣の観光スポットを案内してくれる人が現れたり、
- 夜の街(主にスナックw)に繰り出すのを手伝ってくれる人が現れたりと、
ただ泊まるだけじゃなくて地元の体験まで提供してしまったのだそうです。
もちろんゲストさんは大喜び。聞いていてその展開が不思議過ぎましたが、それも本人がサクッと「行く」と決めたから起こったことなんです。
今回は稼ぎだけ考えれば全然儲かっていないと思いますが、自分の故郷に人のつながりを作れたのが大きな成果だったと思います。
ここは是非、継続をして欲しいですね。おばあちゃんもきっと喜んでいると思います。
実家があることの幸せとは?
考えてみれば、世界には自分が住んだ土地を追われ、故郷に戻れない人がいたり、そもそも自分の故郷がどこかさえも知らない人って沢山います。だから実家があることで悩むのって、もしかしたらとても贅沢なことなのかもしれません。
でも実家や故郷に帰ってそこに人っ子ひとりいなかったらどうでしょう?
そこに土地があって、家が残ってたとしても、人がいなかったら故郷や実家としては存在しないも同然です。
そして、こういうことは、これからの日本ではいやがおうにも起こってきます。ゆっくりと、着実に。
ただそれを単に待っているのではなく、人の力でもう少し「悪足掻きしてみる」のも面白い。
そしてそこから何か開けてくるかもしれない。
実家Airbnbスタイルはその手段の一つだと思うし、手段以上の何かに発展すると思っています。
メンバー同士、そんな話が尽きない2時間でもありました。あ、2時間じゃ終わらなかったですがね。。
プライバシーもあり、全員がメガネ小僧です。。
今度は合宿もいいですね〜。時間無制限。
↓は寝袋でお試し泊の時の様子です。

興味のある方は、第5回実家Airbnbスタイルでお会いしましょう〜。*合宿は第6回以降になる予定です。
いしでした。
イシ
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