こんにちは。古民家再生LABOのイシです。
先週末、Airbnbのミートアップに行ってきました。その名も、実家Airbnbスタイル。
実家でAirbnbをやってる人や、これから実家でAirbnbをやりたいと思っている人を対象に開かれた交流会なのですが、なんか久しぶりに「ビビッ」と来て、スグに参加表明しちゃいました。
目次
実家Airbnbスタイルってなんだ?
実家の余っている部屋を貸してみよう。あ、でもアタシ今東京。ドウスル?
当日集まったメンバーは7名。既に実家でAirbnbをやっている人は2人いて、他はやろうと思っているけど、親に反対されていたり、やってみたいけど遠方でやり方がわからない等、立ち止まっている方が5名。(内1名は強引に始めてしまおうとか、、、言ってました)
このミートアップを企画したTさんは、約1年前、鳥取の実家でご両親とAirbnbを始めたのだそう。東京にいるTさんが問い合わせや予約の窓口を担当し、現地のお出迎え等のお世話はご両親が担当しています。
最初は、ゲストが道に迷って散々探したとか色々と大変なこともあったようですが、今はオペレーションも大分慣れて、親子共々、Airbnbのホスティングを心底楽しんでいるそうです。
ご参考までに、こちらが彼女のAirbnbリスティング。

実家Airbnbスタイルを始めて気がついた”意外なこと”。
実家でAirbnbをやってみてよかったことは、
- 生活に張り合いが出る
- 家を綺麗にする
- 実家や地域と交流が生まれる
- 地域や文化をより深く知るきっかけになる
等、挙げると沢山ありますが、何よりも良かったと思えることは、家族や地元に誇りが持てたこと。
Tさん自身が「実家の家族や、地元に対して何らかの貢献が出来たことがこんなに嬉しいことなのか」ということに気づかされたという話を聞いて、自分も「そうそう」「うんうん」と納得していました。
たとえ地元と今住んでいる所が離れていても、人として最高のモチベーションを保ちながら自分が生まれ育った場所に恩返しができる。
これはもう、ふるさと納税とかとは次元が異なる「豊かさ」だと思ってしまいます。
「実家Airbnbスタイル」は、親子関係の見直しにも一役買ってくれる
とはいえ、「じゃ僕も、アタシも」、と英語も十分に話せない親に「現地はヨロシクね!」と頼むのも、なかなか勇気がいりますよね。ていうかそれ無理。
でも自分はこう思うんです。
「息子・娘から『これやりたい!』って言われて断る親はそうそういない」
むしろ、息子・娘の方が「親が心配するから」とか「親に迷惑をかけるから」と自分自身にブレーキをかけてしまう方が問題です。
15歳の中学生とかじゃなくて、成人した大人の 『これやりたい!』であれば、基本無茶はしません(よね?、ね?)。親も「なんだ、その年してやりたいことってのは?」と前のめりで聞いてくれるはず(笑)
聞いてくれれば、あとは「やる方法」を考えるだけです。そうなれば、あとは「親こそ最大の応援団長」となってくれることでしょう。
イシも実家でレンタルスペースを始めるときは、そんなノリで始まりました。Tさんとすごく似たパターンなんですね。
日本社会をも救う!?「実家Airbnbスタイル」

これは全ての家庭に共通するとは限らないでしょうが、実家Airbnbスタイルは家庭の色々な問題を解決する手段にもなり得る、というか、そこが自分が一番注目している所です。
この輪が広がることは、Airbnbのミッション「Belong Anywhere(世界中に居場所をつくる)」ことにも繋がるだろうし、それぞれの世代に適材適所が生まれることで、少子高齢化自体が問題の対象にならなくなるのかもしれません。
ミートアップが終わる頃にはそんな妄想にふけっていた私ですが、きっとほかのメンバーも同じような状態だったかもしれません。
この会はまだ始まったばかりなのですが、仲間をもっと増やしたいというのが参加者の一致した意見ですので、興味がある方はこちらからご連絡下さい。FBグループも立ち上がったので友達の方は直接メッセどうぞ!
注)現在FBグループは、メンバーの招待制となっております。ミートアップ等で一度お会いすることが原則となっておりますので、予めご了承下さい。
イシ
最新記事 by イシ (全て見る)
- 札幌にて、旅の本質に出会う。 - 2020年3月16日
- 地域とのつながりが加速した2019年 - 2019年12月4日
- 訪日外国人しか見えてない!? - 2019年8月5日