所有から共有にシフトしちゃって良い縁をどんどん作っている古民家が横浜にあった!

こんにちは。古民家de遊ぼうLABOのイシです。*急ですがしばらくこのタイトルでいきますw

先週も行ってきましたよ。古民家取材ツアー。今回は横浜にある豪華な古民家、紫栄菴さん。2年以上前からスペースマーケットで貸しスペース業を始めていて、かなり時代の先を行っている古民家さんです。その割にはメディアにあまり登場しないので、今回は根掘り葉掘り聞いてきました。

所有から共有にシフトしちゃって良い縁をどんどん作っている古民家が横浜にあった!

その名は横浜・紫栄庵。お寺?神社?かと思う程の存在感。神々強い入り口

横浜って古民家があるイメージがあまり無いんですが、探せば普通にあります。港北ニュータウンから少し外れた「片倉町」という地下鉄の駅からテクテク10分程歩くと現地の入り口が見えてきました。
大きな門扉です。一瞬入るのためらいました。
 
門扉を潜ると、これまたスピリチュアルな空間が。
現地に到着すると、早速オーナーさんが出迎えてくれました。見回すと立派な建物が目の前に。
 室内はこんな感じで、目の前の金箔が、この前訪れた金沢を思い出させますが、これはお母様の趣味だそうです。
縁側も畳になっていて、これはちょっと珍しいです。日に焼けたりしないのかな。。
こちらは別館で、畳とかは無いですが、10数名でパーティーやBBQ等を楽しむことができます。

きっかけというのは、誰もが思い当たること。問題はその先。

ところでオーナーさんはどの建物に住んでるんですか?聞くと、
「ここは全部貸しスペースだよ。だって自分が住んだらもったいないじゃない」
という答えが返ってきました。さすが会社経営者です。
数十年前まではここで暮らしていたのですが、近くに新築の家を建ててからはそちらに引っ越し、それ以来、ここは親族の集まりや自営されている会社の倉庫、それとお母様の趣味スペースとして長年使ってきたそうです(どっかで聞いた事あるw)
 
 
ところがお母様の体調が悪くなってしまい、趣味のスペースとしてはあまり使われなくなってしまいました。そのままにしといてももったいないので、有効活用できないかと思案していた所、スペースマーケットと出会ったそうです(これもどっかで聞いたことあるww)
 
なんだか、自分の過去と未来を両方垣間見た気がしました。。

 持っている資産の強みを生かし、可能な限り有効活用する姿勢に脱帽。

ちなみにここのオーナーさんは、自ら会社経営をしているからか、他人に貸し出すことに一切の躊躇はなかったそうです。それでも長年自分たちだけで使ってきたというのだから、何かのきっかけで人生とは大きく変わるものです。
 
 
さて、集客の方はというと、2年前からスペースマーケットを利用して以来、結構な反響があったそうです。まだ登録物件が少ないブルーオーシャンな時代に参入した結果その恩恵を受けることが出来たれた訳です。
しかし、手数料が3割引かれてしまうのがもったいないと感じ、自社のホームページを作成。今ではホームページ経由の申し込みが半分程度あるそうです。
クリックすると開きます。
 
それにリピーターは4割も!いるそうで、安定した稼働率に貢献しています。
特に撮影では口コミの影響が大きいので、ここは学ばないといけない点だと痛感しました。
商用撮影に関しては、タレントさんの都合もあるので、ロケーションが重要だともおっしゃってましたが、関東圏で日帰りできる所なら全然対象になるとの事。

一番多い利用は、、、やっぱりコスプレ!一方、で一番困った利用者とは?

利用の内訳は、やはりコスプレイヤーが一番多いそう。ここではイベント運営会社が結構先まで予約を入れていくそうです。イベント運営会社自身はコスプレはしないですが、当日は参加者をしっかり仕切っていて、オーナーさんの評価も上々です。
 また、建物が複数棟あるので、1日に2グループ受け入れることもあるそう。ドラマの撮影でも使われることがそうですが、その際は泊まり込みで1週間丸貸しということもあったそうです。商用の撮影だと料金の桁が変わってくるので、条件があれば積極的に受け入れたいですね。
逆に困った利用者さんは?と聞くと「やっぱり学生の飲み会だねー。酒を飲みすぎて悪ノリされた時は酷かった。飲酒中心のパーティーは今は断っている」と仰ってました。
学生さんはノリで羽目を外しちゃうこともあるので、自分も注意していますが、古民家では結構大事な建具があるので、この点に特に注意した上で、決まりごとを守れるかどうかという確認は必ず必要だと思いました。

 一つだけ後悔。野菜畑は残しておくべきだった。

案内をして頂いてる間、こんなものを見せてもらいました。
 「何ん宗教ですか」と聞いたら、「単なる母の趣味です」って、これも趣味ですか〜!?
この銅像の周りは畑だったのですが、今は庭園になっています。ところが撮影で「畑のシーンを撮りたい、農作業のシーンを撮りたい」というリクエストが思いの外あったようで、これは少し後悔しているそうです。

資産を引き継いで維持するのは大変だけれど、新しい出会いもあって想像以上に楽しい。そしてやるなら家族が健康である内に。

持っている家や土地に空きスペースが出るのは、今後誰にでも起こりうることですが、それを他人に使わせようという考えを持つ人はまだまだ少ないです。
でもあえて言うと、そこが分かれ道だと思います。「共有するということは縁を作るということ」という風に捉えて、少しずつ始めてみるのも方法かと思います。
紫栄菴のオーナーさんも、最初は少しづつ試してみて、試行錯誤しながら順調に売り上げを伸ばしてきました。安定した収益があると将来的な資産価値も上がります。
一つ注意したいのは、相続が始まってしまうとこういった活用は難しくなります。場合によっては売却する必要もでてくるでしょう。なので、多少の抵抗があっても、親御さんが元気な内に色々と試してみましょう。
 こんな元気なオーナーさんと、最後に一緒にパシャり!一生現役だそうですw
 
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イシ

もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を土壇場で再生し、貸しスタジオとして運用しています。2015年に「みんなの古民家」として開所して以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は再生だけでなく持続可能な古民家やそのネットワーク構築を目指して日々奮闘中。家族ぐるみのシェアリングビジネスに興味があり、シェアハウスの運営も行っています。

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もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を土壇場で再生し、貸しスタジオとして運用しています。2015年に「みんなの古民家」として開所して以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は再生だけでなく持続可能な古民家やそのネットワーク構築を目指して日々奮闘中。家族ぐるみのシェアリングビジネスに興味があり、シェアハウスの運営も行っています。