こんにちは。古民家再生LABOのイシ(@020903150813h)です。
先日、古民家改修ワークショップで石川県珠洲市まで行ってきました。
珠洲市といっても分からない方が殆どだと思いますが、こちらです。
えー、かなり遠いですね。ちなみに金沢から車で3時間半です。
ここのワークショップの話があったのは約1ヶ月前。
金沢でのシェアリングエコノミーイベント、金沢HACK!で古民家活用のプレゼンをした私の話を聞いた能登の暮らし創造会議理事のHAMAさんが興味を持ったようで、


て感じでちょっと動揺してしまいましたが、色々と話を聞くと、なんでもここで大規模な国際イベントが開かれるとのことで、その受け入れ先(宿泊先)を整備するヒントを探る、という趣旨だったようです。
この話を聞いたあの敏腕ファシリテーター、Hiromiさんも「あたし行くの決めたから」と既にワークショップに参加することが決定。
自分の所の古民家活用は東京の話だし、地方に当てはまるかどうかはわからなかったのですが、そうは言ってもうちにくるお客さんはわざわざ地方からの来る人も多い。「ならば逆もありか!?」と思い、オファーを受けることにしました。
目次
【能登半島】日本最果ての地で、古民家ワークショップに行ってきた。その①
トリエンナーレって何だ??
それでその大きなイベントってなんですか?とHAMAさんに聞いてみたら、

ここに数十組のアーティストが集結して、自らの作品を展示するんですが、日本国内のみならず、海外からも有名なアーティストが来るそうで、来場者は数万人とも数十万人とも言われているそう、、、
なんだかすごくスケールが大きい話です。。
ネットで調べたら、既にここまで準備が進んでいました。画像↓をクリックするとサイトに飛びます。
トリエンナーレとは、イタリア語で3年に1回開かれる国際芸術祭のことで、国内では他に瀬戸内国際芸術祭、大地の芸術祭があるようです。
家はあるけど宿がない。
そんな話を聞いたら、イマイチ今回のワークショップの趣旨がよくわからなくなってきたのですが、要は受け入れ態勢が整ってないから何とかしたい、という切実な思いがあったようです。
聞くと市内に空き家が1000棟もあって、買い手がつかないから不動産業者も存在しないのだとか(そんなはずないと思うんですけどねー)

というわけでHAMAさん、熱いトークをが始まると止まらない人なんだなと、初めて思いました。
能登半島最北端。キワの町。実際来てみると、それは素晴らしい景色の連続だった。
能登半島、珠洲市にやってきました。金沢から車で3時間半。結構あってお尻が痛くなっちゃっいましたが「やっと着いたー」って感じです。
ここは日本の最果て。どこでもそうですが、「もうこれ以上行けない」ってとこまで来ると、なんだか身体がニュートラルになりますね。
下の方に古民家がありますが、これは「ランプの宿」という高級旅館です。
自分はそこに泊まったわけではなく(だって怖いじゃんw)、港付近の「農家民宿おおつぼ」さんに泊まりました。

気さくな女将さんに迎えられて、しかもこんな立派な古民家! 最初の朝焼けの画像は、ここからすぐの所で撮ったんですよ。
夕飯はこんな感じで、全てが新鮮な海産物。住民にとって当たり前の世界が、自分には何もかもが特別でした。ただサザエ取るのは失敗しました。牡蠣の時ももそうだったけど、私、半端なく不器用なんです(苦笑)
珠洲にしか売っていない「大慶」。大漁という意味で、現地では誇り高き日本酒です。
「珠洲(能登)では客は全力でもてなすもんだ。ブログで書いとけ、それも太文字で」って、力説してたHAMAさんの友達、面白かったw
ここは、決して甘くはない自然に揉まれる中、人の優しさというのが余計に身に染みるのを現地の人はよくわかっている。だから、全力でもてなそうとするのでしょうね。
そして、その厳しい自然とも全力で対峙(たいじ)するにはもってこいの場所。だからこそ芸術祭の場所にも選ばれたんだと思いました。
でも現実として生活するには、、、ワークショップのことも含めて書く時間が無くなりました。続きは次回に書きます。
イシでした。
イシ
最新記事 by イシ (全て見る)
- 札幌にて、旅の本質に出会う。 - 2020年3月16日
- 地域とのつながりが加速した2019年 - 2019年12月4日
- 訪日外国人しか見えてない!? - 2019年8月5日