【国交省やるじゃん!】市街化調整区域の古民家再生に急に道が開けてきた件

新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願いします。

さて、新年からとても良いニュースが飛び込んできました。

(ていうか厳密には去年の12月27日ですが、、、)

国土交通省が、市街化調整区域の古民家等を観光振興や移住・定住促進に活用できるよう開発許可制度の運用を弾力化を発表!

まずはこの図がわかりやすいので、下記をご覧ください!

【用語の解説】市街化調整区域とは、簡単に言うと「市街化を抑制する地域」です。「市街化」とは、人が暮らす上で必要な建物やインフラを作って、街を作っていく行為のことを言うのですが、そうやって街を作る上で、乱開発を防ぐことを主な目的としてこのような市街化調整区域というのが設定されるようになりました。なので市街化調整区域では、開発行為をしたり、分譲で家を建てることも、原則出来ません。

市街化調整区域といえども、家はあるし、道路もある。

ただ、こういった仕組みができる以前から暮らしていた人にとっては、急に「今日から君の所は市街化調整区域だ」と言われても困りますよね。そのせいで家が建てられないとか、農作物が作れない、上下水道が整備出来ない、道路が作れないとなると暮らしが破壊されてしまうので、そこは自治体が判断して許可を出したりしています。

なので、市街化調整区域でも家はあるし、道路もある。そんな中、こういったエリアでも人々の営みは、脈々と続けられてきたというわけです。

市街化が抑制されてきた結果、見えてきたものとは?

高度経済成長時代の「乱開発を抑制する」という発想から生まれた市街化調整区域。これからの日本を考えると、それってもう必要はないかもしれません。一方で、そんな制度によって「時代に取り残されてきた地域」が、ここ数年「生き残った地域」として注目を集めるようになります。戦後日本人が忘れかけていた豊かさがそこにはあると、古民家や畑、里山を再生しようという活動が増えてきたのです。

例えばこの団体。めっちゃ高い志で活動されていて、どこかで一緒に仕事したいと思ってます。

これからの日本は「行きたい」とか「住んでみたい」という魅力的な街を作らないと、簡単に過疎る。古民家だってランドマークになる時代。

つい20年程前までは、多くの人が「家が買えない」と都市を離れて行きました。郊外に土地を求め、地方にまで足を運ぶ人も少なくなかった。市街化区域という狭い範囲の中で、血眼になってマイホームを探していたお父さん達は、それはそれで幸せだったのかもしれません。

それが今では、土地や家なんて選ばなければ(はい、あくまでも選ばなければ、、)どこでも買える時代です。空き家も急激に増えています。そんな中、日本国土の10分の1をも占める「市街化調整区域」にも行っていいよ、と国が言い始めたのってぶっちゃけ意味がよくわかりませんよね?

でも国もやっぱ真剣に日本国民に向かって、「あなた達の豊かさは、あなた達で見つけなさい」と言ってるような気がするのです。

これからは、主役はそこに住む人達です。自分達の暮らしを作っていくのに、新しい人や発想を受け入れたり、自分達で価値があると思うことを発信していくということが、どこの地域でも必要になってきていると思います。逆にそれができなければ過疎って限界集落への道まっしぐら?です。結構このスピード、早いと思いますよ。

今って「いつどこで誰が面白いと思ってくれるかわからない」そんな時代です。

めちゃくちゃ不確実な世界ですねw

ですがそこは、沢山の「チャンス」に恵まれた時代だと思った方が勝ちです。

是非2017年を大いに楽しみましょう!

ちなみにイシはここ(市街化調整区域)で楽しむつもりです。

 

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イシ

もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を土壇場で再生し、貸しスタジオとして運用しています。2015年に「みんなの古民家」として開所して以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は再生だけでなく持続可能な古民家やそのネットワーク構築を目指して日々奮闘中。家族ぐるみのシェアリングビジネスに興味があり、シェアハウスの運営も行っています。

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もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を土壇場で再生し、貸しスタジオとして運用しています。2015年に「みんなの古民家」として開所して以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は再生だけでなく持続可能な古民家やそのネットワーク構築を目指して日々奮闘中。家族ぐるみのシェアリングビジネスに興味があり、シェアハウスの運営も行っています。