シェアハウス、古民家、マイホーム、、、海と陸の境界で、家とは何なのかを考えてみた。

こんにちは。古民家再生LABOのイシ(@020903150813h)です。

今、三浦の古民家CASA三戸浜の「離れ」でブログを書いています。ここからは1分先が浜辺という最高の場所なんですが、こういうキワみたいな所にいると思考がクリエイティブになります。昨年来この地にご縁ができて、本当に良かったです。

さて、今私は賃貸の仕事をしていますが、ここ数年様々な貸し方(シェアハウス、外国人向けマンスリー賃貸、古民家レンタルスペース)を実践してきた関係で、多くの人たちと出会うことが出来ました。しかも地球規模で!

これは普通の賃貸をやっていてはあり得ないことなのですが、彼らの話を聞いてると、家の役割ってどんどん変わって来てるなぁと感じます。

何かすごく大きな地殻変動が起きているような気がしてうずうずするので、今回はすごく根本的な話になりますが、「そもそも家ってなんなの?」っていう話をしてみたいと思います。

 

シェアハウス、古民家、マイホーム、、、海と陸の境界で、家とは何なのかを考えてみた。

 

ところで最近、自分だけの時間、取れてますか?

約25年前にインターネットが登場し、特にここ10年でネット環境が劇的に進化しました。そのおかげで、生活や人との付き合い方、そして社会そのものが変わろうとしています。

「インターネットがなかった時代を忘れちゃうくらい今はネットにどっぷり浸かっている自分」が今そこにいます。

そんな環境では、いつも誰かしらとつながることが可能な時代。良くも悪くもあなたの日常で意識はいつもそっちの方じゃないでしょうか、、、?

こんな環境が続くとマルチタスクの能力が伸びる一方で、思考力とか集中力とか、あるいは深みにどっぷり浸かるとか、そういう機会が減ってきて、なんだか薄ぺらい人生になってきているような、、そんな危機感を覚えたりします。

これは一人の時間を確保するのがとても難しくなっきていることと大きな関係があると思っています。

昔だったら家とか自分の部屋は完全なプライベート空間で、何もしなければそこには一切の情報が入ってこなかった。自分の部屋にテレビやラジオがなければ、あとは本で情報を収集するしかなかった。

今で言う「情報難民」ですね。

でも今は、自分の部屋であろうがトイレだろうが、どんなプライベートな空間でもネットにつながればいくらでも情報が得られるし、人ともつながれる。発信もできる。お金も稼げる。

でもそんな環境が、本来「家」が持つ根本的な目的を邪魔してしまっているような気がしたのです。

自宅にいるのに自分だけの時間が取れない。家ってそもそもそういうところだったっけ?という疑問が湧き上がってきました。

 

シェアハウスが受け入れられたのも、ネットの発展と深い関係がある。


*本文とは関係ありません。

そんな風に自宅で自分の時間が取れなくなっても、情報が簡単に手に入ったり、人とつながれたりする喜びの方が今は大きいから、まだ多くの人は気がついていないかもしれません。

シェアハウスが発展してきたのも、個人のスペースは最小限でいいからそれよりも「つながっていたい」欲を満たしたい、という結果だと思うんですよね。

そう考えるとこれから「家」って、安らぐ場所であるとと同時に社会性を身につける場所になっていくのではないかと思います。

でもそれじゃ結局、自分の時間て確保できないじゃん。どうやって確保するの?って疑問が出てくるのですが、、、

 

「趣味の時間」こそが自分だけの時間。

自分だけの時間は、これからは自分で作らないと確保できない!(笑)これ、最近わかりました。


ちなみに親父は毎日火を燃すのが趣味。

情報を収集したり、発信したり、誰かと繋がったりしてる時間が、今は圧倒的に多いです。その恩恵をすごく受けてるのはわかるけど、それを1日24時間でバランスをとるのがなんと難しいことか。。

器用な人や、デジタルネイティブな世代はそこはうまくやっているかもしれませんが、やっぱり人生の途中でインターネットに出会った我々の世代は、これまで何かと翻弄されてきたんですよね。←アラフォーのみんな、わかるよね!

で、最近唯一「自分だけの時間」が出来ているのが、「趣味の時間」です。
自分はテニスが好きで、趣味としてもう20年位やっていますが、テニスをしている間はネットにはつながりません。体を動かしてることもあり、メールやSNSのことも完全に忘れてます。

何もしないでスマホを2〜3時間見ないのはただただ苦痛ですが、趣味に没頭している間は気になりません。
そして実際、心も体もリフレッシュになります。「自分を取り戻した感」がすごくあるんですね。あ、試合に負けるとあまりリフレッシュになりませんがww

 

みんなの古民家やCASA三戸浜に来る人たちは、みんな顔が生き生きとしている。


最近のみんなの古民家

ところで、レンタルスペースのみんなの古民家CASA三戸浜に来る人たちは、その殆どが個人の利用です。

彼らの目的は撮影やコスプレイベントなど本当に様々ですが、自分の趣味を実践する場としてよく活用されています。

ある日、彼らの生き生きとした顔を見ていたら「家のはたらきって、本来こうなんじゃないかな?」とふと思いました。

自分自身に戻れる。自分自身でいられる。

「家」という器は、かつてそうやってあなたを包み込んでくれたはずです。でも今はそれが難しい。

そう、最近自宅じゃなかなか出来ない「自分だけの時間」は、趣味を通じて実践する。これだと思いました。

他人の家でも「自宅にいるかのように」感じることのできるシェアハウスやAirbnbの部屋がウケているのも同じ理由から来ているんだと思います。

空き家が増えたとよく嘆いた話を聞きますが、こんな風に、家本来の目的って何かに立ち帰れば、意外と多くのヒントが転がっているものです。たまには物事の本質を突き詰めることも必要ってことですね。

まだまだ新しい技術が出てきて、面白いことが起こりそうですが、そんな時代に生まれた自分はラッキーだと思い込んでww、これからも新しいことに挑戦していきたいと思います。

イシでした。

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イシ

東京町田の古民家を貸しスペースとして運用しています。2016年はおかげさまで年間来場者が1000人を超えました。今後はさらなる飛躍を図るべく、街全体の活性化にも取り組んでいきたいと考えてます。

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