こんにちは。古民家再生LABOのイシです。つい先日、「お米が食べ放題になる」っていうシェアハウスを友達がオープンしました。お米食べ放題って随分と太っ腹じゃない?ダイエットと逆行してない?上限決まってたりするの?とか色々と疑問点があったので、本人に聞いてきました。
目次
女性専用のシェアハウスを始めるのが私の夢だった。byるりえもん
私の友人「るりえもん」はここ3年くらいの付き合いです。ちなみに私のニックネームが「いしえもん」なのですが、既にシェアハウスを運営していた私を慕ってこのような名前にしたのだとか。
私の運営するシェアハウスでは女性専用があったので、女性であるるりえもんさんにその運営サポートやウェブの管理を手伝ってもらってました。
そんなるりえもんさんも今年、ついに自力で物件を購入し、自らシェアハウスの運営に乗り出したのです。
いつの間にかブログも開設してました。画像クリックすると詳細が見れます。

女性向けシェアハウスのデザインはいつも秀逸。でもそれだけでは何かが足りない。
るりえもんさんの女子向けデザイン力にはいつも驚かされていたのですが、今回もまた良い感じのデザインだなーと思ってました。
但し、シェアハウスを経営するには勿論それだけでは食ってはいけません。最後に家賃が入金されるに至るまで様々な施策やそのための努力が必要です。
特に「おしゃれな女性専用シェアハウス」なんて今や日本全国、当たり前のように存在してるし、特に東京、横浜ではかなりの数があります。
そんなことは百も承知と、るりえもんさんも色々と考えていたようで、それで行き着いたアイデアが「お米食べ放題」だったのだそうです。
高台のだだっ広い敷地に2棟の戸建て。しかも横浜駅まで至近。
お米の話をする前に、物件概要の説明をしましょう。
このシェアハウスは、横浜駅から西に2Km、横浜の3大商店街の一つ「松原商店街」からすぐ近くにあります。電車の最寄駅は相鉄線の「天王町」。横浜駅からは3つ目です。
こちらは松原商店街。品が良く、活気があります。

ちょこっと高台にあるので、景色がすばらしいです。高台とはいっても、よくある心臓破りの坂を上がるとかではないのでご心配なく。

敷地内には2個の戸建てがあって、合計12名でシェアする感じです。それぞれ独立した戸建てですが、お互い行き来出来るような仕組みにしていくとの事。
庭も広いので、いろんなイベントも出来そう。かなりワクワクしちゃいますね。
そのお米にはたくさんの想いが詰まっている。あなたの胃袋を満たすだけではない、それは大切なお話。

さて、お米の話をしましょうか。
るりえもんさんの実家は福島県猪苗代にあり、農業を営んでいます。そこではお米や野菜を栽培していて、横浜の彼女の自宅にも、収穫されたお米や野菜が毎年届いていたのですが、いつも食べきれない量のお米が届くので、友人やご近所さんに配っていたそうです。
転機がやってきたのは、東日本大震災。
福島の原発事故の影響で、猪苗代といえど風評被害は免れず、毎年届いていたお米も周りには配れなくなってしましました。
あれから6年が過ぎようとしていて、今はスーパーに行けば普通に福島産のお米が売られています。
すっかり平常時に戻ったかに思えますが、るりえもんさんの自宅に届くお米は、未だに配れないのだそうです。
売るとかではなく配るというのはより大きな心の壁があるらしく、その一方で、問答無用の30キロが鎮座しているのを見ると、いつもやるせない気持ちになってしまうそうで、、。
風評被害の根っこの部分を見た気がしました。
そんな彼女の心の悩みを解決してくれそうなのが、「お米食べ放題シェアハウス」です。
美味しいからとにかく食べてみて欲しい。ただそれだけの想いで福島の猪苗代から送られてくるお米。その問答無用の30キロを少しでも美味しく食べてもらうことが、彼女の心の闇に希望の光をもたらすかもしれないし、しいては福島の復興にも役立つかもしれない。
お米は元気になった。あとはるりえもんさんに元気になってもらう番です。彼女自ら考え出したそのアイデアで、是非とも自分自身を乗り越えていって欲しいと思います。
家賃払ってお米たくさん食べて、その上、人助けも出来るなんて最高じゃないですか?
シェアハウスっていろんな可能性を秘めてるんだなと、また改めて感じたのでした。
*お米の量には上限があるそうなので、そこは個別にご確認ください。
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イシ
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