こんにちは。古民家再生LABOのイシ(@020903150813h)です。今回はシェアハウスの話をします。
シェアハウスは年々増えてきて、今や全国に2万戸強あると言われています。その中でも女性専用のシェアハウスは全体の7割位あって、男女兼用のシェアハウスでも、最近は女性目線で作られた綺麗なものが多いです。
最近は年齢層も幅広くなり、特に、人生経験豊富なシングルアラフォー族や「結婚して、子供が出来てもシェアハウスに住みたい~」という人も増えてきました。
ちなみにこちらのシェアハウスは女性専用ですが、やはり年齢層が20代~40代まで幅広くなっています。

さて、初期費用も安くて気軽に入居できるシェアハウスですが、女性が初めて選ぶとなるとなかなかハードルが高いのも事実。
「テラスハウス」みたいなグレードの高いものから、こじんまりした木造戸建てのものまであって、本当に千差万別。自分も同じ立場だったら選ぶのに困ってしまう、、多分。
なのでここはシェアハウス運営に携わって10年目を迎える私、イシが、これからシェアハウスに住もうと思っている世の女性のために、最低これだけは知ってて損はないシェアハウスの選び方を徹底解説します!
目次
最低これだけは知ってて損はない”女性の為の”シェアハウスの選び方7選
女性の方でシェアハウス入居を考える際は、この7つのポイントをしっかり押さえておいてください。
① 今のシェアハウスは決して安くはない。

初期費用が安くて気軽に入れると先ほど述べましたが、最近はそうでもありません。最新の法令に合わせた新築のシェアハウスやグレードの高い物件がここ数年一気に増えたためですが、そういう所は敷金や保証金を1ヶ月に設定していたりして、一般の賃貸とほとんど変わらない位初期費用がかかります。
例えば家賃7万円の部屋(共益費込み)だと、
家賃:7万円
契約事務手数料:7万円
保証金:7万円
この他に引っ越し代や鍵交換料、清掃費なんかもあるので、大体現金で30万円は用意しておいた方がよいでしょう。
シェアハウスに「永住する」位の気持ちがあれば、そんなお金は大したことはないでしょうが、そんな物好きな人はごく稀です。いずれにしても、先立つものがないとなかなか行動に移せませんよね。
一方で、自分のライフスタイルを追求したいような方にとっては、どんぴしゃの共用設備があればそれをフル活用できたりするので、こういったシェアハウスを選ぶ際のメリットでもあります。
シェアハウスでよくある設備といえば、防音室、シアタールーム、高級システムキッチンやパーティースペースなどなど。あと最近はコワーキングスペースや起業家との交流を促進する「意識高い系」シェアハウスも人気があります。
また、女性専用のシェアハウスなら、必ずと言っていいほど防犯設備にお金をかけているので、その分家賃が高くなっているということもあります。
② 女性専用=安心はイコールではない。

女性専用のシェアハウスは今本当に多くて、ニーズも強いです。
でも女性専用シェアハウスだからといって、「イコール安心」な訳ではありありません。ハウスによっては警備システムがしっかりしている所もあれば、オートロックもない戸建ての所もあります。
そして、「どんな人が住んでいるのか」も、安心に関わる大きなポイントですね。ただここは、実際に入居してみないと分からない部分なので、過度に気にする必要はないでしょう。
③ (女性なら特に)運営者、オーナーのチェックはシビアに。

シェアハウスは運営者やオーナーの影響がとても大きい住居です。内覧をしたいシェアハウスが見つかったら、運営業者のチェックはシビアに行いましょう。
女性専用シェアハウスを希望する方なら、オーナーが女性かどうか、運営者が女性かどうかということも気になると思います。ポータルサイトには運営者のプロフィールが載っているので、必ずチェックしておきましょう。またFacebookやツイッター、ブログがあればそれもチェック。代表者名が載っていればググってみるのも方法です。
運営者やオーナーの入居者との関わり方というのは、シェアハウスでは本当に様々です。募集ページでは立派な言葉が並んでいますが、歴史の浅い業界なので、実はオーナーや運営者も試行錯誤でやっているというケースも多いです。実際にどんな風に取り組んでいるのかを知りたい場合は、内覧の際に下記の様な質問をしてみましょう。
- 運営者又はオーナーは週何回位シェアハウスに来てますか?
- オーナーはどこに住んでますか?
- 周辺にオススメので店やスーパー・コンビニはありますか?
- シェアハウスでのイベントは今年はどんなイベントをやりましたか?
- このシェアハウスは町内会に入っていますか?
④ 内覧担当者のトークは基本右から左へ流しましょう。

内覧の担当者は、予約を獲得することが仕事なのでとにかくよく喋ります。でも聞いてばかりいると判断力が鈍るので、ここは聴覚を抑えて、なるべく自分の見える世界、感じる世界を優先させましょう。
内覧の際は、駅で待ち合わせして現地まで一緒に移動することになります。最初は初対面で緊張するかもしれませんが、大抵は世間話なので全く聞いていなくても大丈夫です。(担当者さんも緊張している場合が多いのですよ)
現地に着いたらハウスの前でまず深呼吸しましょう。
次は現地でチェックすべき大事なポイントを紹介します。
⑤ シェアハウス内覧時、まず足元を見ましょう!
敷地の中に入ったら、「床」に注目しましょう。
床の状態でシェアハウスの管理状態って大体分かります。

外なら雑草が伸びていないか、枯葉が放置されていないか。玄関なら、靴が脱ぎ捨てられてないか、傘が放置されてないか、チラシが落ちてないか。廊下なら埃が溜まってないか。脱衣所ならシャワーマットがびちょびちょになっていないか、髪の毛が散乱してないか、、、等々。
管理が悪いシェアハウスって、大抵は床が汚いんです。それと床にいろんなものが落ちています。
⑥ シェアハウス内覧時は「張り紙」を読み解く!

張り紙からも色んなことが読み取れます。例えば;
私の経験だと、注意書き系の張り紙が多ければ多いほど問題があるシェアハウスというケースが多いです。
しかもその張り紙が貼りっぱなし、もしくは両面テープの形跡がたくさん残っているシェアハウスは、過去に色々あったシェアハウスで今のそれが続いている可能性が高いです。
⑦ 長期入居者は強い影響力を持っている。
シェアハウスに1年以上住んでいる人は「長期入居者」と呼ばれています。こういった方が住んでいるかどうかは、内覧の時に聞けばすぐわかりますが、実は長期入居者って、運営者やオーナー以上に大きな影響力を持っています。やっぱり住んでる人が一番よく知ってるんです。入居した人が一番頼りにしたいのは長く住んでいる人だし、人間関係もよく分かっています。

でもシェアハウスでは、時には長期入居者はトラブルの元になることもあります。よくあるのは私物が増えていくことです。個室にモノを置ききれなくなるので、キッチンやリビングに私物が増えていきます。少しづつ増えていくので、運営者やオーナーは最初中々気づくことができません。
その内、運営者・オーナーが「最近モノが増えたな」と思って片付けたら「勝手に動かした」とクレームが入ったりすることもありました。そういったことはコミュニケーションで殆どは解決するのですが、ちょっとしたことで歯車が狂い始めて、雰囲気が悪くなったなんていうケースもありました。
それでも長く住んでいる入居者は、シェアハウス運営の「影の要」と呼ばれる位、重要な存在です。そんな長期入居者と運営者・オーナーが、良好な関係を築いているのかは、可能な限りよくチェックしておきましょう。
女性のためのシェアハウスの選び方:まとめ
いかがだったでしょうか?
- 今のシェアハウスは決して安くはない。
- 女性専用=安心はイコールではない。
- (女性なら特に)運営者、オーナーのチェックはシビアに。
- 内覧担当者のトークは基本右から左へ流しましょう。
- シェアハウス内覧時、まず足元を見ましょう。
- シェアハウス内覧時は「張り紙」を読み解く!
- 長期入居者は強い影響力を持っている。
もちろんこの他にも判断材料はありますが、シェアハウスは「誰がどんな風に関わっているのか」というのがとてもとても大事なのをここでお伝えしたいと思いました。
まずはそれを外さないようにして、焦らず、貴方に合ったシェアハウスを探してみてくださいね!

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イシ
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