こんにちは。古民家再生LABOのいしです。今回はシェアリングエコノミーの雄、スペースマーケットついて、Airbnb/スペースマーケット双方で「スーパーホスト」であるいしが、その最も効果的な活用方法について解説します。
目次
民泊よりもスペースマーケットをオススメする5つの理由
①スペースマーケットに代表される貸しスペース業は、参入障壁が圧倒的に低い
シェアリングエコノミーと言えば、日本国内だとAirbnbをはじめとする「民泊」が時代の最先端を行っていると思われがちですが、2017年の時点で一番参入ハードルが低いのが「貸しスペース業」です。
貸しスペース業というのは以前から存在した業態ですが、これって「会議室」とか「自習室」とか「撮影スタジオ」とか、何となくビジネス的な要素が強いですよね。また、広いスペースやプロ向けの設備が無いといけないみたいな雰囲気がありますが、この業態特有の法律(例えば民泊で言えば旅館業法、賃貸で言えば宅建業法)って実は無いんです。
つまり、空いているスペースがあってそれを使いたい人がいれば、そういったことを気にすること無く容易に貸すことが出来るのです。あ、もちろん転貸禁止とか個別に制限がある所は別ですよ。
今、民泊の業界で一番の問題なのは、実態が先行して法律が追いついてないこと。現状は「新しいルールが出来るまではなかなか手を出せない」、という方が多いのではないでしょうか?
②スペースマーケットというプラットフォームの登場で、誰でも簡単に空きスペースを貸せる時代になった。
ただいきなり「空きスペース」と言われても、何がどう空きスペースなのかというのは、中々分からないものです。しかしそんな時はスペースマーケットのサイトを見てもらうと、どこで、何が、どんなふうに貸し出されているのかが結構わかります。
このサイト自体はまだ2年足らずですが、既に1万件以上のスペースが登録されているので、様々な事例を見ることができます。今までにない発想で貸し出されて人気を博しているスペースもあるので、見るだけでも楽しいです。
こちらは人気ランキング。トップ100件はかなり面白いです。

③人を泊めるという行為がハードル高いなら、まずは時間貸しからスタートしてみよう。
最近、民泊、特にAirbnbで自宅に他人を招き入れてゲストとの交流を深める人達がテレビやSNSで登場することが多くなってきました。

今年新しい法律が出来ることもあり、参入の条件では整ってきたと思いますが、「興味はあるけど自分はそこまではできない」と思っている方も多いのではないでしょうか?
そんな方には一度スペースマーケットを使って、短時間でも他人を受け入れてみることをオススメします。プラットフォームも似ているので問い合わせから予約、実際の受け入れ、レビューの執筆までの仕組みを知ることもできます。
「え、ここ自宅なんだけど、こんな所に貸しスペースで人くるの??」って思ってる方は、発想を変えていきましょう。ネットに載せれば誰がどこから需要があるのかは、予測不可能ですから!
④自宅がだめなら実家に余ってるスペースないですか? 賃貸やってて空き部屋があればそこでもよし。
これは自分のケースですが、自宅では民泊はもちろん、貸しスペースの提供もNOでした。一方、親と相談して、実家の古民家を試しに貸しスペースとして貸し出したら、意外な人達(コスプレイヤー)からの需要がありました。

自分が大した価値が無いと思っていた所に、「価値がある」とわざわざお金を払ってやってきてくれるのに正直ビックリしましたが、これからは「やってみないと分からない。ならばやってみる価値はある」という発想が必要だと強く感じています。
⑤実際に貸し出す体験がすべての起点になる。自分にとっての財産は結構身近なところにある!
既存のモノや場所を共有して活用することで、効率や生産性を上げたり、新しい価値を生んだりするのがシェアリングエコノミーの面白い所ですが、一番重要なのは、それによって自分の中で「気づき」が生まれることです。
「ああ、こんな人がこんなふうに考えていて、だから価値があるって思うんだ」というような事が取引を通じて分かることは、人としての成長を確実に促してくれます。そして若返ります!痩せます!
実際私も、私の両親も、今まで会う事のなかったような人達から刺激を受け、成長しているのかどうかは分かりませんが、結構楽しい日々を送っています。
今民泊やろっかな、ホームシェアリングやろっかな、と考え中の人でまだ動けてない人。もし身近に貸せそうなスペースがあるようだったら、とりあえず始めてみましょう。きっと新しい体験がそこにはありますよ。
まとめ
- スペースマーケットに代表される貸しスペース業は、参入障壁が圧倒的に低い
- スペースマーケットというプラットフォームの登場で、誰でも簡単に空きスペースを貸せる時代になった。
- 人を泊めるという行為がハードル高いなら、まずは時間貸しからスタートしてみよう。
- 自宅がだめなら実家に余ってるスペースないですか? 賃貸やってて空き部屋があればそこでもよし。
- 実際に貸し出す体験がすべての起点になる。自分にとっての財産は結構身近なところにある!
どうでしたか?これを読んで、少しでもシェアリングエコノミーの一歩を踏み出してもらえたら嬉しいです。
あ、私はスペースマーケットの回し者ではないですからね。念のため。
いしでした。
イシ
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