【民泊事業者必見!】スペースマーケットの手数料に驚かない方法。

こんにちは!古民家再生LABOの (@ishi0315)イシです。ツイッターアカウント、名前変えたら振り出しにもどるのね(汗)
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今回はタイトルの通り、ちょっと挑戦的な内容です。関係者の皆様は、是非最後までお読み下さいませ。

 

【民泊事業者必見!】スペースマーケットの手数料に驚かない方法。

民泊の180日規制。。。さて、あなたはどうしますか?

さて、ここのところ民泊新法(住宅宿泊事業法)の施行合わせて、レンタルスペースとしての活用にも脚光が集まっています。というのも民泊新法の適用内だと年間で180日しか運用が出来ないからです。

これまで闇で1年中運営してきたホストにとってみれば売り上げが半減してしまうし、これから民泊を始めようとする人にとってみれば、民泊以外での運用方法を見つけないといけません。

レンタルスペースの様な時間貸しビジネスは業法的な制約がないので、誰でも簡単に始められるというのが一番のメリットです。またスペースマーケットのようなプラットフォーマーも今は多種多様にあるので、やりようによっては一定の売り上げを確保することは可能です。

ただ誰でも簡単に始められるということは、参入者が多いのもの事実。スペースマーケットでは既に8000箇所以上のスペースが登録されているので、登録して数ヶ月経っても問い合わせが来ないので今は放置状態、なんて話もよく聞きます。

一方で、これまで「みんなの古民家」をスペースマーケットで3年超運用してきた私としては、利用者は順調に増えてきているという印象です。

当初は今まで想像もしなかったような使い方のゲストが多かったのですが、最近はそれも安定してきてリピーターも増えてきました。

*画像はイメージです


なので新規参入するのは今からでも全然遅くはないと思います。ていうか今からレビューを積み上げないと、このあと不利になっていく可能性もあります。

 

二毛作を提唱してきたスペースマーケット。でも民泊とは違う実情に注意!

とまあ、ここまで持ち上げておいて水を差しちゃうのもアレなんですが、、、

こういったプラットフォーム(ここではスペースマーケット)を使って実際に儲かるかといえばそうでもありません。正直、民泊の方がはるかに効率は良いです。

スペースマーケットのトップページを見てもらうと分かりますが、単価が非常に安いのです。1時間数百円から料金設定している所もあったりします。

そしてこれはタブーな、、いや、避けては通れないので声を出しますが、手数料が30%と非常に高い。

これはスペースマーケットだけでなく、シェアリング関連のプラットフォーム全体にも言えることですが (Airbnbは除く)、広告費で稼げるだけの規模になっていない為、システム運用のコストを我々ユーザーが支払っているという状態なのではないかと想像してます。

なので市場が成長するまでそこは我慢しつつ、プラットフォームを頼らない方法で集客を図ることも並行して行うことが今は必要です。

自力の集客も、今はFacebookページ、Googleマイビジネス、その他ブログやツイッター、インスタ等、個人事業者にとっても、一昔前と比べるとかなり環境が整ってきてますからね。やれることはやっといた方がよいです。

 

利用金額によってモチベーションがジェットコースターのように変わる日々。

それでもまあとにかく手間と手数料だけはとてもかかってしまうのがレンタルスペース運営の実情なですが、最近は、ある単価に注目することで、少しはストレスが減らせるのではと思ってきました。

みんなの古民家での利用単価は1時間2千円〜2万円です。丸1日だと2万円〜20万円で設定しています。

こんなに幅があるのは利用形態や個人利用か商用利用によって細かく変わるからなのですが、一番多いのが丸1日の個人利用で、料金は2万円〜3万円。目的は写真撮影(コスプレ)が多数を占めています。

単価2〜3万円だと手数料を引いた手取りは1万5千円〜2万円。丸1日利用だと最初と最後だけ立ち会えば良いので、その間は自由な時間。まあ悪くはありません。

しかしこれが3時間の利用だったらどうでしょうか?

1時間3千円とすると、料金は9千円。そこから手数料を引かれると、手取りは約6千円。。

当日の立会いの他にも、問い合わせのやりとり、予約の受付、事前の準備、利用後の清掃という手間がかかっているので、それで6千円はあまり割に合わないですね。
(現地無人対応でやっている人もいますが、それはそれで色々と苦労があるようです)

問題は3時間でも1日でもやることは変わらないので、3時間の利用だと相対的に正直モチベーションが落ちるということです(お客さんには内緒ねw)

モチベーションが落ちるといえば、単価の高い商用利用の場合も実は同じです。

事前の打ち合わせやロケハン立会い、料金交渉等、個人利用とはまた違った次元でやることが増えるのですが、これに関してはスペースマーケットは一切関与しません。でも成約が決まると同じ割合の手数料が引かれる。

20万で決まったら6万円引かれる、と考えると、これまた相対的にモチベーションが落ちちゃうのです、、、。
(だからなのか分かりませんが、この価格帯での撮影向けサイトが最近次々と出来ています)

 

文句はある、不満もある。でもそれも自分に跳ね返ってきて、2周目位で落とし所が見えてきた。

この3年間、こういった喜怒哀楽を繰り返してきた訳ですが、最近はゲスト、ホスト、プラットフォーマーそれぞれがハッピーになれる、というか「腑に落ちる価格帯」って2万〜5万位なのかなと思ってきました。

実際にそこが利用者のボリュームゾーンになってないか、スペースマーケットさんには検証をお願いしたいところです。もしそれが本当であれば、そこを除く価格帯は手数料を抑えるとかも検討して欲しいですね。

というわけで、民泊ができない期間をレンタルスペースで活用を考えている方は、1回あたり2〜3万位の単価を目指してみてはいかがでしょうか?。

そうすると「手数料詐欺だ!」というよりは「ベンチャー企業の成長を応援している」という気持ちになれるかもしれませんよ。←「ふざけるな」って声は無視しますw

「いやいや、1日使って2〜3万払ってくれるスペースなんてそうそうないよ、、アンタの所だけだよ」と思うかもしれませんがこれ、利用者が考えてくれる、というパターンもありますからね。

他人の脳みそを使うというのもシェアリングエコノミーの醍醐味ですからね(笑)

イシでした。

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イシ

もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を再生し、レンタルスペース、撮影スタジオとして運用しています。2015年「みんなの古民家"TokyoHeritage"」としてオープンして以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は古民家だけでなく、コミュニティーの活性化にもかかわることで持続可能な社会に貢献していきたいと考えています。 ・古民家レンタルスペースオーナー(東京町田市・神奈川県三浦市) ・シェアハウスオーナー(神奈川県横浜市) ・Airbnbスーパーホスト(東京都町田市・神奈川県川崎市) ・古民家撮影/イベントロケーションコーディネーター ・不動産賃貸オーナー ・宅地建物取引士 ・住宅宿泊事業者 ・住宅宿泊管理業者

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もう少しで取り壊すところだった実家の古民家(東京都町田市)を再生し、レンタルスペース、撮影スタジオとして運用しています。2015年「みんなの古民家"TokyoHeritage"」としてオープンして以来、様々なご縁に恵まれ、今では年間1000人を超える来場者に支えられるまでになりました。今後は古民家だけでなく、コミュニティーの活性化にもかかわることで持続可能な社会に貢献していきたいと考えています。 ・古民家レンタルスペースオーナー(東京町田市・神奈川県三浦市) ・シェアハウスオーナー(神奈川県横浜市) ・Airbnbスーパーホスト(東京都町田市・神奈川県川崎市) ・古民家撮影/イベントロケーションコーディネーター ・不動産賃貸オーナー ・宅地建物取引士 ・住宅宿泊事業者 ・住宅宿泊管理業者