明けましておめでとうございます。古民家再生LABOのいしです。
前回は「このままじゃ終われない2017年」でしたが、2018年は気持ち新たに迎えることができました。というのも年末ちょっとしたチャレンジを敢行したからです。
某議員さんから紹介を頂いて、ぶっちゃけ民泊についてどう思っているのか役所にヒヤリングをしてきたのです。
結論から言うと、
「えぇ、普通に前向きに取り組んでいきたい所存です。規制?それはやってみないと分からないでしょ?」
と、ごくシンプルな回答でした。
「直球勝負に出たら直球で返された」という感じです(笑)
ま、これから紆余曲折があるのはわかっているので、このまま上手く事が運ぶとは考えていませんが、まずは上々のスタートといった所です。
一番大切なのは結果を出すことと、無用なトラブルを起こさないこと。
+古民家スタジオ運営
+民泊運営
+シェアハウス運営
+一般賃貸
これらを横断的に自主運営しているのは多分日本で自分だけだと思うのですが、既存の法律とこれから出来る法律をよく理解した上で、引き続きこれらを最大限活かしていきたいと思っています。
縁側もスッキリしたことだし、これからエンジン全開で走って行きます!
さて、今の世の中、部屋を借りたい人は世界中から来ます。こんな東京郊外の街でもボーダーレスなんです。
そしてその目的や期間は実にまちまちで、事業者としてはそれにどう対応するかにかかっています。
例を挙げると、、、
3週間位、日本ぽい暮らしをしてみたいアメリカ人
インターンで5ヶ月滞在したいしたいインド人
日本で就活を3ヶ月、家賃は一括で払うと言うカナダ人
愛犬の手術に付き添いたいからと3週間滞在したいアメリカ人
一時帰国で1ヶ月だけ使いたい日本人親子。
日本の大学受験の為、2週間使いたいフランス人。合格したらその後の部屋探しも
日本で就職が決まったから定住の部屋が決まるまで3週間使いたいスペイン人。
大学のスクーリングで3週間使いたい日本人。
古民家でイベントをするが、朝早くから準備があるので前泊したい日本人
とまあ、本当に様々な相談が来ます。面倒と思う時もありますが、親身に相談に乗っていると一般賃貸に貸す3倍の賃料が入る時もあります。
また、そうやって収入を確保する以上に大きなメリットなのは、人と人との関係性を作れる事です。
世界を相手にすると新しい言葉や文化を学ぶ機会も得られるので、それが楽しめる人にはこのスタイルは最高の環境です。
ただそれを楽しめない人とか、世界を相手にしなくたって家賃収入さえあれば大丈夫、というような人には「ただただ面倒臭い」ことなので全ての人におすすめする訳ではありません。あくまで興味のある人にとっては楽しいということです。
今は店子さん(入居者)と関係を作るなんて日本の不動産賃貸の世界では非常識かも知れません。ただこのまま人口減が進めばそれも少しづつ変わっていくというか、地域によっては変わらざるを得なくなるかもしれませんね。
なーんて偉そうな言ってますが、まだ何も成し遂げてないというか、何を成し遂げたいのかさえ分かってない?ので、いしの2018年初の独り言だと思って聞いてくれたら幸いです。
それと最後まで読んでくれた人に重要なお知らせ。
4月にみんなの古民家の茅葺屋根のプチ葺き替えを行う事が決まりました!
ええ、屋根裏に入って現調もしてきましたよ。
毎日火を燃してたから立派にメンテナンス出来てますが、ススの除去作業をしないといけません。

縄も一部解けているので補強が必要です。

久しぶりに古民家ネタを書けると期待しているのですが、かなりマニアック(日本初?)なやり方なのでこれも興味のある方のみご覧下さいませ。
それではこの一年も、どうぞ宜しくお願いします!
いしでした。
イシ
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